今日、1月17日に阪神・淡路大震災が起こって30年になります。
震度7の激震によって60万戸以上の家屋倒壊、そして続いた大きな火災など、関連死を含めて6434人が亡くなり、当時の戦後最悪の自然災害となりました。
倒れた高速道路や宙ぶらりんになった線路の映像は本当にショッキングで、神戸はどうなってしまうのだろうと不安になったものです。
そんな震災当日、混乱を極めた神戸において放送を行ったのが「林原めぐみのHeartful Station(AM KOBE)」でした。
当時の放送をめぐる葛藤を、本人がブログにて認めています。
林原めぐみ『優しさ』
⇒ https://ameblo.jp/megumi--hayashibara/entry-12804419466.html
日常が一瞬にして変わってしまった状態で、普段通りに物事を進めることの是非は、東日本大震災やコロナ禍のときにも「不謹慎厨」といった言葉が出たように、今も続く議論のテーマでもあります。
とはいえ、終わりの見えない不安の中で、いつもの時間にいつもの声が聞こえてくる事の安心感は、他の何物にも代えがたいものでもあったのではないかと思います。
被害を受けた人へ思いを寄せることと一口に言っても、どこに軸足を向けるかによって、物事の受け止め方が変わってくるということでもあるかと思いますが、そのバランスをどう取っていくかは常に考えていかないといけないのでしょうね。
今日紹介するCDは、そのラジオの主題歌「虹色のSneaker」が収録されたCDです。
林原めぐみのキングレコードでのデビューシングルとなります。
デビューシングルということもあってかMVも作成され、MV集「りぼん」や、ベストアルバム「VINTAGE S」の特典のビデオテープでパッケージ化もされています。
ポジティブな歌詞と爽快なメロディは、震災からの復興のエンパワーメントとなったのではないかと思います。
改めて今日聴きたい曲です。
KIDA-15 1991/03/05発売
発売元・販売元:キングレコード
レーベル:スターチャイルド
2025年01月17日
2025年01月13日
AMDM-6230 PENICILLIN/ロマンス #8cmCD
今日1月13日は成人の日です。
成人年齢が18歳に引き下げられても、成人式として集まる年齢は20歳だからなのか、今は「二十歳の集い」みたいな表現をするところもしばしば見られますね。
そして18歳成人や、1月の第2月曜日がハッピーマンデーとして成人の日になる前は、1月15日が成人の日の祝日となっていました。
成人の日が今のハッピーマンデーで移動したのは2000年で、今年でちょうど25年が経ったのですが個人的には今もまだそんな感覚でいます。
今日紹介するCDは、そんな1月15日に発売されたCDです。
TBSの平日深夜に放送されていた「ワンダフル」内で放送されていたアニメ「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」のオープニングテーマだった「ロマンス」が収録されたCDです。
歌っているのはHAKUEIがボーカルのビジュアル系バンドPENICILLINです。
8枚目のシングルで初めてのアニメタイアップ楽曲です。
アニメに寄せた歌詞でも作風というわけでもない、PENICILLINの楽曲という純然たるタイアップソングではありますが、曲の雰囲気にアニメの側が寄せているという逆転の発想が受けたのか、累計90万枚を売り上げた自身の最大のヒット曲となりました。
原作の作風がなんでもあり(そもそもこの作品がデビュー作で外伝の元があるわけでもない)のギャグ作品であったことで、タイアップソングなのにタイアップっぽくなく聞こえるという力業にできたのかもしれないですね。
「マサルさん」といえばこの曲という強烈な印象は、今もまだ時々ネットで話題になるくらいなのでそのインパクトは相当なものですやっぱり。
AMDM-6230 1998/01/15発売
発売元:イーストウェストジャパン、販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
1.ロマンス
作詞:HAKUEI、作曲:PENICILLIN、編曲:PENICILLIN・重盛美晴
2.Tomorrow
作詞:HAKUEI、作曲:PENICILLIN、編曲:PENICILLIN・重盛美晴
3.ロマンス(Without Vox)
成人年齢が18歳に引き下げられても、成人式として集まる年齢は20歳だからなのか、今は「二十歳の集い」みたいな表現をするところもしばしば見られますね。
そして18歳成人や、1月の第2月曜日がハッピーマンデーとして成人の日になる前は、1月15日が成人の日の祝日となっていました。
成人の日が今のハッピーマンデーで移動したのは2000年で、今年でちょうど25年が経ったのですが個人的には今もまだそんな感覚でいます。
今日紹介するCDは、そんな1月15日に発売されたCDです。
TBSの平日深夜に放送されていた「ワンダフル」内で放送されていたアニメ「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」のオープニングテーマだった「ロマンス」が収録されたCDです。
歌っているのはHAKUEIがボーカルのビジュアル系バンドPENICILLINです。
8枚目のシングルで初めてのアニメタイアップ楽曲です。
アニメに寄せた歌詞でも作風というわけでもない、PENICILLINの楽曲という純然たるタイアップソングではありますが、曲の雰囲気にアニメの側が寄せているという逆転の発想が受けたのか、累計90万枚を売り上げた自身の最大のヒット曲となりました。
原作の作風がなんでもあり(そもそもこの作品がデビュー作で外伝の元があるわけでもない)のギャグ作品であったことで、タイアップソングなのにタイアップっぽくなく聞こえるという力業にできたのかもしれないですね。
「マサルさん」といえばこの曲という強烈な印象は、今もまだ時々ネットで話題になるくらいなのでそのインパクトは相当なものですやっぱり。
AMDM-6230 1998/01/15発売
発売元:イーストウェストジャパン、販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
1.ロマンス
作詞:HAKUEI、作曲:PENICILLIN、編曲:PENICILLIN・重盛美晴
2.Tomorrow
作詞:HAKUEI、作曲:PENICILLIN、編曲:PENICILLIN・重盛美晴
3.ロマンス(Without Vox)
2025年01月09日
VIDL-99 風の大陸 角川映画「風の大陸」主題歌 #8cmCD
https://x.com/fantasia_bunko/status/1877194763926999366
富士見書房(現:KADOKAWA)が1988年に創刊し、富士見ファンタジア文庫を世に産んだドラゴンマガジンが、今年3月発売の5月号において休刊することになったようです。
読者の読書環境の変化などを理由としていますが、紙の本を読んでいる人を電車の中でもなかなか見かけなくなった(ほとんどの人がスマホを覗いている)のを見ると、たしかに休刊するくらいには厳しい状況なのかなとも察してしまいます。
ザ・スニーカー(角川スニーカー文庫)、電撃文庫と並び、ライトノベルというジャンルを作り上げたと言っても過言ではないドラゴンマガジンの休刊はとても残念ですね。
そんな今日紹介するCDは、ドラゴンマガジンの創刊号から連載され、2006年に完結した「風の大陸」の映画の主題歌が収録されたCDです。
「風の大陸」は竹河聖原作、挿絵や表紙絵がいのまたむつみによる作品で、古代の大陸アトランティスを舞台に、大陸の諸国を旅しながら出会いや別れを繰り返し、最終的には災厄によって崩壊の危機に瀕した大陸の危機を救うというストーリーで、剣と魔法の冒険譚という、まさしくライトノベルの王道とも言っていい作品です。
私はリアルタイムで追っていた訳ではなく、中学生(90年代中盤)のときに古本屋を巡っているときによく目にするという理由で読み始め、そのストーリーに引き込まれました。
テレビアニメ化はされませんでしたが、1992年にドラマCDと映画化され、映画は「アルスラーン戦記II」「サイレントメビウスII」との三本立てのオムニバス形式にて上映されました。
砂漠の地下に広がる、日の当たらない都市を彷徨うストーリーで、困難を乗り越え最後にその都市を抜け出すときに、光を求めて一緒に外に出てきたそこの住人が、月の光を浴びて事切れてしまう結末はなかなかに切ないものがありました。
そういえば角川系のアニメ映画って結構こういう同時上映が多かったよなぁと。
そんな映画の主題歌「風の大陸」を歌っていたのは西脇唯です。
キングレコードでメジャーデビューする前にリリースされた最初のCDです。
繊細な歌声と爽やかなメロディで、厳しい旅の中でほっと一息つけるような安心感を与えてくれるような楽曲です。
キングレコードでリリースされた楽曲と言われても違和感がないくらいの楽曲のクオリティで、この曲がメジャーデビューとしてもいいようにも個人的には思います。
VIDL-99 1992/07/01発売
発売元・販売元:ビクター音楽産業
1.風の大陸
作詩・作曲:西脇唯、編曲:萩田光雄
2.空と海のカノン
作詩・作曲:西脇唯、編曲:加藤みちあき
富士見書房(現:KADOKAWA)が1988年に創刊し、富士見ファンタジア文庫を世に産んだドラゴンマガジンが、今年3月発売の5月号において休刊することになったようです。
読者の読書環境の変化などを理由としていますが、紙の本を読んでいる人を電車の中でもなかなか見かけなくなった(ほとんどの人がスマホを覗いている)のを見ると、たしかに休刊するくらいには厳しい状況なのかなとも察してしまいます。
ザ・スニーカー(角川スニーカー文庫)、電撃文庫と並び、ライトノベルというジャンルを作り上げたと言っても過言ではないドラゴンマガジンの休刊はとても残念ですね。
そんな今日紹介するCDは、ドラゴンマガジンの創刊号から連載され、2006年に完結した「風の大陸」の映画の主題歌が収録されたCDです。
「風の大陸」は竹河聖原作、挿絵や表紙絵がいのまたむつみによる作品で、古代の大陸アトランティスを舞台に、大陸の諸国を旅しながら出会いや別れを繰り返し、最終的には災厄によって崩壊の危機に瀕した大陸の危機を救うというストーリーで、剣と魔法の冒険譚という、まさしくライトノベルの王道とも言っていい作品です。
私はリアルタイムで追っていた訳ではなく、中学生(90年代中盤)のときに古本屋を巡っているときによく目にするという理由で読み始め、そのストーリーに引き込まれました。
テレビアニメ化はされませんでしたが、1992年にドラマCDと映画化され、映画は「アルスラーン戦記II」「サイレントメビウスII」との三本立てのオムニバス形式にて上映されました。
砂漠の地下に広がる、日の当たらない都市を彷徨うストーリーで、困難を乗り越え最後にその都市を抜け出すときに、光を求めて一緒に外に出てきたそこの住人が、月の光を浴びて事切れてしまう結末はなかなかに切ないものがありました。
そういえば角川系のアニメ映画って結構こういう同時上映が多かったよなぁと。
そんな映画の主題歌「風の大陸」を歌っていたのは西脇唯です。
キングレコードでメジャーデビューする前にリリースされた最初のCDです。
繊細な歌声と爽やかなメロディで、厳しい旅の中でほっと一息つけるような安心感を与えてくれるような楽曲です。
キングレコードでリリースされた楽曲と言われても違和感がないくらいの楽曲のクオリティで、この曲がメジャーデビューとしてもいいようにも個人的には思います。
VIDL-99 1992/07/01発売
発売元・販売元:ビクター音楽産業
1.風の大陸
作詩・作曲:西脇唯、編曲:萩田光雄
2.空と海のカノン
作詩・作曲:西脇唯、編曲:加藤みちあき