2019年04月30日

ESDB-3217 FENCE OF DEFENCE 時の河 #8cmCD

平成もついに今日で終わります。

1989年の1月8日から始まり30年と少し。
個人的には、この間に小学生~社会人と過ごし、一番激動だった時代でもありました。
幼き頃に思い描いていた未来とは違う現在。
給料も休みもまともにないような仕事に就いていて生活も非常に苦しく、この先どう生きていけばいいのか先の見えない日々を過ごしていますが、
好きなものは好きでい続けていられているのはまぁ幸運なことなのかもしれません。
次の時代になってもこのブログは続けていこうかなと思います。

そんな今日紹介するCDは、1991年に放送された「横山光輝三国志」の最初のOPで、FENCE OF DEFENCEが歌っていた「時の河」です。

FENCE OF DEFENCEとしては、先に紹介した「SARA~セイラ~」以来のアニメタイアップとなります。
果てしなく広い宇宙、そこでは常に何かが生まれ、そして争いが続いている中で、運命の相手に巡り合うという壮大なテーマを、オリエンタルでかっこいいアレンジで歌い上げている曲です。

言い換えれば、生きるということは"河の流れ"のようなものなのかもしれません。
初めの一滴のような細く弱々しい流れや、泳ぐことすらままならないような激しい流れ、大河のような穏やかな流れ。
決して戻ることはできないけど、どのタイミングで産まれたとしても、その流れの中でどうやり過ごすかが、その人の生き方として現れるのかもしれません。
そして次の世代にいい流れを作っていかないといけないものなんだろうとふと考えてしまいました。


「流れ流れていつか消えゆくとしても 誰にも止められない時の河は続いていく」

平成から令和へ、時の河は流れていきます。


ESDB-3217 1991/09/21発売
1.時の河
作詞:F.O.D、作曲:M.Nishimura
2.Lies & Reason
作詞、作曲:M.Nishimura

ESDB-3217.jpgESDB-3217裏.jpg

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2019年04月29日

VIDL-30512 COUNT DOWN/Little Voice #8cmCD

平成の時代も明日で終わり。
連休期間中ということも相まってか、年末年始の頃のようなふわふわと落ち着きがない様子に思えます。
元号が切り替わるのを目のあたりにできるのは、人生でも数えるほどしかないし、今回のは崩御に伴うものでないので素直にお祝いモードで迎えられるというのもあるのでしょう、
そんな、令和へのカウントダウンが目前に迫っているということで、今回紹介するのは、2000年にテレビ東京で放送された「GEAR戦士電童」のエンディングテーマだった曲です。
Little Voiceは芦原みき、佐藤美記子のの変名で、歌唱や作曲をする際のネーミングとして使われております。
この曲はアニソンらしいキャッチーなメロディで、2曲目に収録されている、挿入歌のOver the Rainbow共々、何度聞いても聞き疲れない曲になっています。
2つの人名名義は作詞のときに使われています。使い分けの基準はよくわからないところですが…。
また、編曲のHAL2000にも芦原みきも加入しており、このCDの楽曲の全てに関わっていることになります。

VIDL-30512 2000/10/21発売
1.COUNT DOWN(エンディングテーマ)
作詞:芦原みき、作曲:Little Voice、編曲:HAL2000
2.Over the Rainbow
作詞:芦原みき、作曲:Little Voice、編曲:HAL2000
3.COUNT DOWN(オリジナル・カラオケ)
4.Over the Rainbow(オリジナル・カラオケ)

VIDL-30512.jpgVIDL-30512裏.jpg
posted by アネモネ at 14:56| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月25日

PCDG-00107 だんご3兄弟 #8cmCD

NHKの首都圏ネットワークにおいて、8cmCDを懐かしむ人というテーマの特集の記事があったみたいで、TwitterのTLにも流れてきました。
平成の音楽盛り上げる 8センチCD懐かしむ | 首都圏ネットワーク | @首都圏 | NHK 番組「首都圏ネットワーク」で、これまでに放送した内容の一部がテキストと画像でご覧になれます。 https://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20190424.html
これがその記事で、8cmCDを懐かしむサラリーマン(30代以上)世代と、その存在自体を知らない20代前半と思しき若者の反応から始まり、8cmCD縛りのDJイベントを開催した音楽愛好家の話、そして、1989年に発売された、美空ひばりが歌う「川の流れのように」が8cmCDで再販(調べると5/29発売で、令和最初の商業音楽8cmCDになるかも。規格品番はCODA-4002)の話題と、8cmCDにまつわるトピックを凝縮した記事で思わず読み入ってしまいました。
1988年に登場して、2000年頃に12センチのマキシシングルにほぼ移行するまでの約10年間、言い換えれば、平成の最初の10年間に華々しく活躍した8cmCD。
そんな8cmCDの売上枚数で最も多いのは、2000/01/26発売のサザンオールスターズのTSUNAMIの293.6万枚。そして2位が、今回紹介するCDのだんご3兄弟の291.8万枚でした。
Eテレで放送されている「おかあさんといっしょ」の中で1999年1月の曲として流れたもので、当時のうたのお兄さんの速水けんたろう、うたのお姉さんの茂森あゆみをメインボーカルに、コーラスとしてひまわりキッズ。団子合唱団が参加していました。
ピタゴラスイッチに出てくるようなユルいキャラデザの団子の3兄弟と、その周辺キャラが織りなす脱力系のアニメーション効果もあってか、このCDは社会現象になる大ヒットになりました。
なお、これらのキャラクターの設定はCDに同封されていた、ひみつカードに詳細が記載されています。
このCDを紹介するに当たり、改めてそのひみつカードを読み返してみると、今知ったという事や、そんなん知らんがなって思うような事もあったりと、それはそれで面白いものでした。
この曲がリリースされて20年を経ち、楽曲は定番の童謡ナンバーになり、曲としての本懐を遂げる形になりました。
しかしこのCDがお店に並んでいるのは今となってはまず見かけません。
それでも、実際にそのCD手にとると、当時を懐かしんだり、新たな発見があったりするのはやはり「形あるもの」だからこそなのかなと思います。

PCDG-00107 1999/03/03発売
1.だんご3兄弟(フルバージョン)
作詞:佐藤雅彦・内野真澄、作曲:内野真澄・堀江由朗、編曲:堀江由朗
歌:速水けんたろう・茂森あゆみ、ひまわりキッズ、だんご合唱団
2.だんご3兄弟(オリジナル・カラオケ)
PCDG-00107.jpg

PCDG-00107ひみつカード表.jpgPCDG-00107ひみつカード裏.jpg

posted by アネモネ at 22:38| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする