2019年05月29日

PCDD-00001 ホール・ニュー・ワールド アラジン オリジナル・モーションピクチャー・サウンドトラックより #8cmCD

アニメ作品が実写化されるのは日米で当たり前のように行われていますが、今、一番ホットな実写化といえば、日本では6月7日より公開される、ディズニー映画のアラジンだと思います。


予告編・動画|アラジン|
ディズニー公式 https://www.disney.co.jp/movie/aladdin/video.html


アラジン(Aladdin)は1992年に公開されたディズニーアニメ映画で、その年のアメリカの映画の興行収入では第1位(217,350,219ドルでその年唯一の2億ドル超。ちなみに2位はホーム・アローン2)を記録した作品。
続編としてOVAを発売し、また新シリーズとしてテレビアニメ「アラジンの大冒険」も放映されました。

映画の初演から27年の時を経て、満を持しての実写化とも言えるわけですが、予告編をYouTubeで見ると、アニメのヌルヌルと動くアクションもそのままの、二次元を見事に三次元にしている映像表現で、否が応でも期待が高まってきます。
そして、ジーニーは安定というか、この方以外は想像できないというウィルスミス(吹き替えはオリジナルに続き山寺宏一)と、そこら辺も抜かりなし。

車で30分位のところにあるイオンシネマで公開されたら観に行こうかなと思うところです。

そんな今日紹介するCDは、もちろんアラジンの曲といえばこの曲というA Whole New Worldが収録されたシングルです。
こちらはサントラからのシングルカットで、本編と同じくブラッド・ケインとリア・サロンガ(吹き替えでは石井一孝と麻生かほ里で、このCDには未収録)が歌っています。
この前に発売されたシングル盤(サントラからのシングルカットではないもの)では、ピーボ・ブライソンとレジーナ・ベルが歌唱しており、ちょっとややこしい。
この曲は1993年の第65回アカデミー賞において、歌曲賞を受賞し、1992年の「美女と野獣」の主題歌「Beauty and the Beast」に続き2年連続でディズニー映画の楽曲が受賞することとなり、ディズニーの90年代黄金期を象徴する出来事ともなりました。

PCDD-00001 1993/06/18発売

1.A Whole New World
作詞:Tim Rice 作曲:Alan Menken、歌:Brad Kane and Lea Salonga
2.Friend Like Me
作詞:Howard Ashman、作曲:Alan Menken、歌:Robin Williams

PCDD-00001.jpgPCDD-00001裏.jpg

余談ですが、この曲の発売元はウォルト・ディズニー・レコーズで、ディズニー・ミュージックグループのレーベルの一つです。
1950年代にディズニーランドレコーズ(Disneyland Records)として設立され、1989年にウォルト・ディズニー・レコーズと名称が改められました。
日本ではポニーキャニオンが製造と販売元となり、8cmCDの規格品番として"PCDD"と"PCDW"が割り当てられています。アラジンのこの曲がトップナンバーで、次がPCDD-00003となり、ポカホンタスの主題歌となります。なぜか00002は欠番となっています。
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2019年05月27日

APDG-4002 すぎやまこういち/結婚ワルツ #8cmCD #ドラクエの日

今日、5月27日はドラクエの日なんだそうです。

1986年5月27日に、ファミコンでドラクエの第一作「ドラゴンクエスト」が発売されたことにちなんだもので、もう33年前ということに驚きを禁じ得ないと共に、もうそんなに時間が経ったのかという事を改めて実感する次第。

私がドラクエをやりはじめたのはⅢからで、初代とⅡの初プレイはスーファミのリメイク版だったので、初代勇者はカニ歩きだったことも知らず、ロードのための、ふっかつのじゅもんに苦しめられた事もないのが、今となっては残念なところではあります。
とはいえ、ゲーム機の電源を入れたあとに、「デロデロデロデロ…」と呪いの音楽が流れ、セーブが消えたことは何度となくあり、その度に何かしらの八つ当たりをしたりとしてたような記憶があります。
それでもゲームを止めることはなかったですが…。
カセットをフーフーして接触を良くしたり、ファミコンを動かさないようにとか色々気を遣っても、セーブが消える時は消えるのは、今となっては不条理とはこういうことなのだと教えてくれていたのかもしれないと思うところです。

我が家で特にセーブが消えやすかったのはⅢと、なんと言ってもⅤでした。
しょっちゅうセーブが消えるので、ラスボスまで到達したのは数えるほどしかないくらい。
でも、ストーリーは一番好きなんだよね。
父親に連れられて冒険する気弱気味な少年を主人公が、目の前で父親を焼き殺され、数年の奴隷生活。
冒険の道中幼馴染と再会し結婚、そして父親になったら何年も石にさせられるっていう苦難を経て、母親の出生の謎に迫るという、人生を賭した数十年単位の壮大なスケールの話。伝記のようです。
物語のメインイベントとも言える結婚相手選びでは、王道路線が好きなのでビアンカとしか結婚しなかったけども…。
やっぱりレヌール城を一緒に探検した記憶は忘れられないし、結婚相手を選ぶ前のビアンカとの会話で「今までだって一人でやってきたんだし…」って気丈に振る舞う様子を見たらやっぱり選ばざるを得ないというのもあります。
天空の盾を得るために、ポッと出(だけど大富豪の娘)のフローラを選ぶっていう選択をできるほど、今もオトナではありません…。

前書きが長くなりましたが、今日紹介するCDは、その結婚式の時に流れるBGM「結婚ワルツ」に歌詞をつけた楽曲が収録されたCDです。
オーケストラアレンジされた曲にコーラスが入ると、一気に高貴な雰囲気になり、実際に結婚式で流れていても全く違和感がない雰囲気に。
もともとオーケストラで演奏される前提で楽曲が作られているので、ある意味当然といえば当然なのですが、そんな作曲家がゲーム音楽界に来たという奇跡を噛み締めたいところです。

APDG-4002.jpgAPDG-4002裏.jpg

APDG-4002 1993/02/21発売 

1.結婚ワルツ(コーラス版)
作詞:及川恒平、作曲・編曲:すぎやまこういち
コーラス:ミュージック・クリエーション
演奏:NHK交響楽団
2.序曲のマーチ
作曲・編曲:すぎやまこういち、演奏:NHK交響楽団
3.天空城
作曲・編曲:すぎやまこういち、演奏:NHK交響楽団
4.結婚ワルツ
作曲・編曲:すぎやまこういち、演奏:NHK交響楽団
posted by アネモネ at 23:18| Comment(2) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月23日

KIDA-7618 藤崎詩織 教えてMr.Sky/風と一緒に行こう #8cmCD

今日発売のファミ通で、今年で発売25周年となるときめきメモリアルの特別企画が掲載されるということを先日ネットニュースで知り、今日の仕事上がりにワングーに立ち寄り、久しぶりにファミ通を購入しました。

メインの特集はソニーの次世代プレステ(PS5)で、初代からスペックや歴史をたどりながら、次世代プレステのどんなところに期待しているかなどの話を盛り込んでおり、これはこれで面白い特集でした。
PS5はいつ発売されるんでしょうね。

さて、お目当てのときメモの25周年記念特集は、ときメモシリーズの概要からはじまり、ナンバリングタイトルの内容の紹介や、初代ヒロインの私服姿の原画掲載、各タイトルで好きなキャラクターの読者アンケートなど盛りだくさんなコーナーで、最後に藤崎詩織を演じた金月真美さんと、朝日奈夕子を演じた鉄炮塚葉子さんの対談で締めくくるという、なかなか読み応えのある特集でした。
この特集に当たり、1400通以上のファン(メモラー)からのメッセージが寄せられたとあったので、もしかしたら知り合いのものが紹介されていないか探しましたが、該当するものは見当たらずちょっと残念なところです。多分この特集が行われるという事に気づかなかったんだろうなと思うこととします。
ときめきメモリアルの概要については過去の記事でも触れているので今回は割愛させていただきますが、
とにかくCD媒体の数が非常に多く、テーマソングやキャラソンのみならず、「月間ときめきメモリアル」シリーズのドラマCDをはじめ、ゲームセンターのプライズの景品にもなっていたりと、デジモンやテニプリに並ぶほどのCDのリリースがありました。

そして今回紹介するのは、キャラソンの第一弾でもある、第一作のメインヒロインの藤崎詩織のデビューシングル「教えてMr.Sky/風と一緒に行こう」です。
歌っているのは声を当てていた金月真美ですが、あくまでも名義は藤崎詩織で、ラジオでゲストに登場したときもその名義でした。
また、この曲ではミュージックビデオも作られ、CDTVで初登場でランクインしたときにもこの映像が流れて面食らった記憶があります。当時はまだアニソンがそんなに上位に来る時代でもなかったしね。
一説によると、この曲のプロモーションには億単位のカネが動いたとも言われ、ファミ通の対談でも、ー渋谷で大規模な広告がバーって張られーと語られており、当時のコナミの力の入れようがありありと伝わってきます。
その表れの一つとして、メイントラックの「教えてMr,Sky」の作家陣の豪華なこと豪華なこと…。
作詞に森雪之丞、作曲には財津和夫と、JPOPでもなかなかない取り合わせで、キャッチーなメロディと王道アイドルソングの歌詞がマッチした曲になっていると思います。
今でこそ、作品からキャラクターが分離して音楽(アイドル)活動を展開するのは当たり前のように行われていますが、その先駆けとなったのがときメモであったことは知っておいて損はないと思います。

KIDA-7618 1996/12/5発売
1.教えてMr,Sky
作詞:森雪之丞、作曲:財津和夫、編曲:根岸貴幸
2.風と一緒に行こう
作詞・作曲」尾崎亜美、編曲:富田素弘
3.教えてMr.Sky-KARAKE-
4.風と一緒に行こう-KARAOKE-

KIDA-7618.jpgKIDA-7618裏.jpg
posted by アネモネ at 23:11| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする