昨日、群馬の倉庫に荷物を置きにいったり、知り合いのところに遊びに行ったついでに、道すがらのハードオフなどのリサイクルショップ巡りをしてきました。
幸運にも何枚か未所持のCDを見つけ、個人的に気になったり欲しかったものもあったので何枚か購入。
その中で、3枚のCD(上のアンジェリークのキャラソン)がレンタル落ちで、しかもかなり雑な扱いを受けていたのか、トレイの下半分がなくなっていたり、トレイの爪が折れてしまっていたりと散々な状態。
これでは見た目も良くないし、何よりCDが収まらないのでメンテナンスをすることに。
使用するのはドライヤー、アイロン、ライターオイル、そして接着剤。
まずはレンタル落ちシールを剥がすのに、アイロンでシールを加熱して糊を融かして剥がし、残った糊はライターオイルを染み込ませたティッシュで拭き取ります。
次にトレイを剥がします。トレイを接着してる糊は量も多く、融かすのにドライヤーで加熱すると時間がかかりすぎるので、裏面からアイロン(温度は中温以下)を当てます。ただし、長時間当てたり、高温にするとプラスチックが柔らかくなってしまい、紙ジャケットから剥がしにくくなりますので注意(実際一枚それで失敗して紙ごと剥がしましたw)。
で、新しいトレイと交換します。裏面に接着剤を付け、貼り付けるだけなので写真はありません。
(このトレイは、数合わせで買ったりしたCDを処分した時に保管していたものです。様々な色があるのでこれもまたいずれ記事にできたらと思います。)
で、結果がコチラ。
見た目はそこそこになったのかなとは思います。ただ、実際手に取ると紙の波打ちなどが残ったりしているので、もう適切なやり方があるように思えます。これは今後の課題とします。
また、接着剤か樹脂状になっているものや茶色いシミが今の手持ちの道具を使った方法では全く歯が立たない状態。
今回使った溶剤はナフサ(炭化水素系)ですが、樹脂に強いとされるアセトン(ケトン系)やエステル系の溶剤(除光液で可)ものを後で購入して試してみたいところです。
なお、今回の記事を書くに当たり、有機溶剤の種類や分類については以下のサイトを参考しました。
洗浄、溶解、接着等お役立ち便覧(三協化学株式会社)