2021年03月23日

KIDA-116 高橋洋子/CLAIRE 残酷な天使のテーゼ/FLY ME TO THE MOON #8cmCD

NHK総合で放送されている「プロフェッショナル 仕事の流儀」で22日、庵野秀明監督が取り上げられ、(結果として)番組最長の4年間密着取材したものが放送されていましたが、庵野秀明さんの人となりや、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の製作に振り回されつつもついていくスタッフや声優の方、妻の安野モヨコさんへのインタビュー、当人の作品への向き合い方など盛りだくさんの内容でつい見入ってしまいました。
自分のやりたいことをとことん突き詰める求道者っぷりを見せたかと思うと、作品を完成させるものは「締切」と答えたり、完成したら次の作品に取り掛かるだけですと淡々と答える様はまさしく「プロフェッショナル」そのものだなと思ったところです。

そんな今回はエヴァンゲリオン関連の楽曲を紹介しようということで、唯一このブログで記事にしていなかったCDの紹介です。

過去のCD記事はこちら


KIDA-146 高橋洋子 魂のルフラン/心よ原始に戻れ
https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2014-08-20

KIDA-155 THE END OF EVANGELION 
https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2014-08-26

KIDA-114 高橋洋子 残酷な天使のテーゼ/月の迷宮
https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2018-06-09

KIDA-115 FLY ME TO THE MOON/CLAIRE
https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2020-10-04


今回はTVアニメの主題歌CDの内、オープニングとエンディングの両方が収録されたCDです。
KIDA-114(残酷な天使のテーゼ/月の迷宮)、KIDA-115(FLY ME TO THE MOON)と同時に3枚リリースされたものの一枚です。
この頃のスタチャはOP、ED、OP/EDという3バージョンでのリリースが行われている強気ともとれる戦略が取られていましたが、どれもジャケットや収録曲が異なっており、コレクター心をくすぐるようなものでしたね。
新世紀エヴァンゲリオンもその例に漏れずその一作でした。


放送後、社会現象とも言えるほどの盛り上がりになったこともあり、OPとEDが収録されたこのCDは、オリコンでは最高位こそ17位だったものの、その後1年以上ランクインし、トータルで50万枚近くの大ヒットとなりました。

それだけ売れたこともあり、今でもリサイクルショップのジャンクCDコーナーではよく見かけるCDの一つです。
なので、手持ちのものより状態が良かったりするとつい手を伸ばしてしまいますw


KIDA-116 1995/10/25発売

1.残酷な天使のテーゼ
作詞:及川眠子、作曲:佐藤秀俊、編曲:大森俊之
歌:高橋洋子
2.FLY ME TO THE MOON
作詞・作曲:Bart Howard、編曲:大森俊之
歌:CLAIRE

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2021年03月17日

PIDA-1040 アクセル/飯塚雅弓 #8cmCD

ここ数年、70年代後半から80年代初頭の邦楽(当時はニューミュージックとも言われていたジャンルの楽曲)の一部をシティポップと称して外国から再評価され、そのムーブメントが日本にも流入してきていますね。


その代表的な楽曲として、竹内まりやの「プラスティックラブ」(オリジナルは1984年リリース)がtofubeatsやCHAIにカバーされたり、松原みきの「真夜中のドア~saty with me」(オリジナルは1980年リリース)が韓国で活動しているDJであるNight Tempoによるリミックスがバズっていたりと、ラジオでもこれらのジャンルの楽曲を聞かない日はないくらいには流行っているように思います。

松原みき - 真夜中のドア/Stay With Me (Night Tempo Showa Groove Mix) 【Official Visualizer】
 https://youtu.be/TFT9binq5Cw

今日は、シティポップの立役者の一人でもある松原みきさんの作曲した楽曲のCD紹介です。
松原みきさんは2004年に亡くなっていますが、死後しばらくして、自身の楽曲がシティポップの一翼を担う楽曲としてリバイバルヒットを遂げた事をどう思っているのか気になるところでもありますね。


そんな松原さんですが、アニソンや声優歌唱曲にも楽曲提供を比較的多く行っており、特に國府田マリ子さんの楽曲を多く担当していましたが、今回はマリ姉ではなく、同時期に活躍していた飯塚雅弓さん名義としてのデビューシングルを紹介したいと思います。

文化放送で、自身がパーソナリティをしていた「飯塚雅弓のまだまだ日曜日だよ」のテーマソングとしても流れていました。余談ですが私も当時聴いていたラジオでした。
想いのすれ違いがから、現実を見限ってずんずん前を向いて生きていく彼女と、それに気づかずにおいていかれる彼氏の別れを歌った曲です。歌詞は苦みがありますが、曲はさらっとしていて、曲としてはとても聞きやすい楽曲になっています。
カップリングに収録されている「はつこい」は、松原みきさんの作曲ではありませんが、クリスマスが近くなると、学生時代の初々しい付き合いを思い出す曲になっていて、こちらは聴いているとちょっと羞恥心を刺激されるような甘酸っぱい曲になっています。


PIDA-1040 1997/12/17発売
1.アクセル
作詞:枯堂夏子、作曲:松原みき。編曲:戸塚修
2.はつこい
作詞:枯堂夏子、作曲・作曲:関淳二郎
3.アクセル(オリジナル・カラオケ)
4.はつこい(オリジナル・カラオケ)


PIDA-1040.jpgPIDA-1040裏.jpg
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2021年03月11日

MRDA-00065 走れマキバオー(原曲「走れコウタロー」) #8cmCD

Twitterでは「ウマ娘!プリティーダービー」がとにかく流行ってますね。

TVアニメは2018年に第1期の放送がありましたが、恐らく最初のアニメと同時期に予定されていたであっただろうアプリのリリースは何度となく延期となり、今年の2月24日にようやく満を持してのリリースとなったことで尚更人気に拍車がかかっているのでしょう。


とはいえ私はこのアプリを入れて遊んでいるわけではないので、特段言及することはできませんが、同じく競走馬をテーマにした作品といえば個人的にはこちらの方だなというのが、今回紹介するCDです。


1996年にフジテレビ系で放送されていたアニメ「みどりのマキバオー」の主題歌CDです。

つの丸原作で週刊少年ジャンプにて連載されていた作品で、母親から引き離された白い小さな馬(一応サラブレットということになっている)である、うんこたれ蔵が作中で出会ったネズミの忠兵衛らとともに成長し、ミドリマキバオーとして競走馬となりレースの世界で戦うという話です。

そういえば、コミック単行本の裏側に書かれているJC(ジャンプコミックス)のロゴにジャパンカップって手書き風のルビが振られていましたね。

マキバオーのキャラクターとしての風体はギャグテイストですが、レースシーンはしっかりとした描写になっていました。声は犬山犬子(現犬山イヌコ)さんが演じていました。
馬なのに犬とはこれいかに?と思うところですが、マキバオーの声はこの方以外には想像ができないくらいにはマキバオーですよね。


さて主題歌に戻しますと、OPの「走れマキバオー」は、1970年にソルティー・シュガーがリリースしたシングルである「走れコウタロー」が原曲になっていますが、今作では原曲の「コウタロー」の歌詞部分を「マキバオー」に差し替えた上で、フジテレビの男性アナウンサーである福井謙二、三宅正治、青嶋達也の3人によるユニット、F・MAP(Fuji Men's Announcer Project)がカバーしています。

歌のパートはともかくとして、歌の中で時折入る実況パートの臨場感はさすが本職といったところです。


そしてEDのとってもウマナミはカップリングとして収録されており、こちらはコミックソングを歌っているMEN'S 5による歌唱になっています。「君の瞳に恋してる(CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU)」や「ジンギスカン」のメロディをサンプリングしたノリのいい楽曲です。
よくよく歌詞を聞くとかなりストレートな下ネタなものでアニメの主題歌としてはかなり攻めていますが、メロディの面白さも相まってそれが気にならないくらいになっていますね。


まぁ色々と馬並みでありたいと思いはしますけども……


MRDA-00065 1996/03/21発売
1.走れマキバオー
作詞:池田兼吉、作曲:池田兼吉、前田伸夫、編曲:石川鷹彦、替詩:太田一水、歌:F・MAP
2.とってもウマナミ
作詞:淡谷三治、作曲:淡谷n'次郎、盆帆n'太郎、編曲:MEN'S 5、歌:MEN'S 5

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posted by アネモネ at 20:10| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする