2021年05月28日

APDA-29 虹の都/スーサイドゲーム カブキロックス #8cmCD

5月27日は、ドラクエシリーズの最初のタイトルが発売されたことを記念してドラクエの日です。
今年は丁度35年という節目で、ドラクエ3のリメイクと、新作ナンバリングタイトルである12の発表がありましたね。
新作はバトルシステムの刷新が図られたり、大人向けのダークなストーリーになると堀井雄二さんが語っていました、一体どんなゲームになるのか楽しみです。
これまでのターンごとにコマンド入力するスタイルから、モンハンみたいに動き回って敵を倒したりするのでしょうか?
かなり3D酔いしやすい体質(それでFF7リメイクも序盤でリタイアしてしまった)なので、視点がグルグル動き回るのはちょっと困るところですがそこらへんの対策もバッチリであると期待したいところです。
そして、個人的には3のリメイクの方も気になります。
ランシールバグでアイテム増殖して鍛えながら勇者の一人旅をやってゾーマを攻略しましたが、さすがにそこらへんはリメイクでは引き継げないですかね…。

そんな日に紹介するのは、1990~1991年に放送されたテレビアニメ版のドラゴンクエスト(通称勇者アベル伝説)の主題歌CDです。現在ダイの大冒険が放送されていますが、こちらはその前に放送されていた作品となります。

歌っているのはカブキロックスです。
歌舞伎風の衣装とメイクでロックナンバーを歌うビジュアル系バンドで90年に「お江戸-O・EDO-」デビュー。
90年代前半に一旦活動を休止しますが、2001年から活動を再開しています。
この頃はかまいたちやAURAなど、派手なビジュアルのバンドが活躍していましたが、このバンドも歌舞伎がコンセプトっていうなかなかインパクトのある出で立ちで、ボーカルの振り付けもそれを意識したものになっており、スーパー歌舞伎を先取りしたかのようなバンドでした。

活動期間中にリリースされたアニソンとしては、ドラゴンクエストのEDのこの曲と、剣勇伝説YAIBAの主題歌(OP:勇気があれば/ED:神智学無き戦い!)の2枚となります。

また、デビュー曲の「お江戸-O・EDO-」は、2017年に放送されたテレビアニメ「カブキブ」のエンディングテーマとして、作中の声優によるユニットである"カブキブロックス"によりカバーをされました。

APDA-29.jpgAPDA-29裏.jpg

APDA-29 1990/08/21発売
1.虹の都
作詞:有村一番、作曲:青木秀麻呂、編曲:カブキロックス、佐藤宣彦
2.スーサイド・ゲーム
作詞・作曲:青木秀麻呂、編曲:カブキロックス、佐藤宣彦

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2021年05月24日

VIDL-19 オリジナル・ビデオ・アニメ ロードス島戦記 #8cmCD

今日紹介するCDは、OVA「ロードス島戦記」の主題歌CDです。

「ロードス島戦記」は水野良さん原作で、1988年に角川文庫(後に角川スニーカー文庫)から出版されたファンタジー小説(今で言うラノベのジャンルになりますが、当時はそういう呼称はなかったかな)で、1990年にはOVAが、1998年にはテレビアニメ(ロードス島戦記~英雄騎士伝~)されました。
出渕裕さんがビジュアルのイメージを担当し、エルフであるヒロインであるディートリットの、耳の長い美少女という出で立ちは、その後のファンタジー作品におけるエルフの描写のスタンダードとなりました。
その最初のOVAの主題歌を担当したのはSherryです。
タレントのSherryではなく、加藤いづみさんのデビュー時の名義です。
この名義でのリリースはこの曲のみで、1991年にポニーキャニオンから本人名義でデビューしており、本人の公式HPを見てもこのCDの事は触れられていないので、このことは黒歴史扱いなのかと思いましたが、後にリリースしたベストアルバムには収録されているので、必ずしもそういうわけでもないようです。

1曲目がEDの風のファンタジア、2曲目にはOPのAdesso e Fortuna~炎と永遠~が収録されていますが、初々しさもありつつ透明感ある繊細な歌声で、この作品のファンタジックな雰囲気にとてもマッチしている名曲ですね。

また、Adesso e Fortunaは、後に作詞作曲を担当した新居昭乃さんがアルバムでセルフカバーし、そして過去にANIMAXが主催していた「アニソングランプリ」において、2008年にグランプリを獲得したHIMEKA(カトリーヌ・セントオンジュ)さんが決勝ラウンドの最後に歌ったのがこの曲であり、楽曲の良さは国境を超えるものだなと改めて実感しました。


後にサモンナイト2~4の主題歌やテレビアニメ「僕等がいた」の挿入歌などアニソン関係も散発的に歌っており、2020年にはモンスターハンターライズの主題歌も担当するなどしていましたが、現在はファンクラブ活動を休止しており活動をセーブ気味なところは気がかりなところです。
新たなチャレンジのための充電期間といったところなのでしょうか……

VIDL-19 1990/07/21発売
1.風のファンタジア
作詞・作曲:伊東薫、編曲:萩田光雄
2.Adesso e Fortuna~炎と永遠~
作詞・作曲:新居昭乃、編曲:萩田光雄

VIDL-19.jpgVIDL-19裏.jpg
posted by アネモネ at 23:50| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月22日

はたらくくるま

作詞家の伊藤アキラさんの訃報のニュースが今日流れてきましたが、作詞を担当した作品やタイアップを見て、その錚々たるラインナップを見てびっくり。



ラムのラブソングやLはラブリーなどのアニソンをはじめ、日立グループの「この木なんの木」や新興産業の「パッ!とさいでりあ」といったCMソングや、童謡である南の島のハメハメハ大王。
そしてひらけポンキッキで流れていた楽曲「きたきたとっきゅう」「はたらくくるま」などジャンルレスで活躍していたんだなぁとしみじみ。
幅広い世代で、どこかのタイミングで一度は聴いたことのある歌で作詞を担当してたんだなぁという感じ。
私がこの中で印象が深かったのは、ひらけポンキッキでリアルタイムで聴いていた「はたらくくるま」かな。

本当にお世話になりました。

謹んでお悔やみを申し上げるとともに、改めて感謝申し上げます。

VDRS1033.jpgVDRS1033裏.jpg

調べてみたら魔神英雄伝ワタルのEDだった、a・chi-a・chiアドベンチャーの作詞も担当されていたんですね。
posted by アネモネ at 23:47| Comment(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする