2021年06月29日

VIDL-30210 プレッピースクールボーイ/チャーミースマイル&グリーンヘッド #8cmCD

先週21日の深夜に、シン・エヴァンゲリオンのオールナイトニッポンが放送されていましたが、翌日も仕事があったためにオンタイムでは聞けず、後日にタイムフリーで聴取しました。
パーソナリティがニッポン放送のオタクコンテンツでは必ず出てくる吉田尚記アナではなく、エヴァが流行っていた当時にオタク系アナウンサーとしてニッポン放送で活躍していた、現在はフリーアナウンサーの荘口彰久さんがやっていたことで、まさしくエヴァの流行っていた頃の空気で、スーパーアニメガヒットTOP10のゲストパートかと錯覚するような時間になり、ニッポン放送の人選ナイスという感じでした。


その冒頭で、緒方恵美さんがニッポン放送とエヴァというつながりで、井手功ニ(コウジ)さんが書いたエヴァの本にコメントを書いていたという話をしていたのが印象に残りました。

そう、ニッポン放送とエヴァという関係で欠かせないのが、かつて放送されていた、「井手功ニのゲルゲットショッキングセンター」での猛烈なエヴァプッシュでした。
パーソナリティだった井手功ニ(現 井手コウジ)さんがエヴァにドハマリしたことで、番組で何度も特集が組まれ、声優によるコーナーまで作られました。
みやむーの「あんたバカァ?」クイズ(間違えるとアスカの声で罵られるというクイズ。どっちがご褒美か分からないですね)などあったなぁと…。
そんな井手功ニさんが「井手功二のエヴァンゲリオン フォーエヴァー」という解説本を書いて、緒方さんがその中でコメントを寄せていたということです。


それを受けて荘口さんが「(LF) クールK(ゲルゲで同じくパーソナリティーをしていた同局のアナウンサーだった垣花正さんのマイクネーム)」も聴いてるか~」と呼びかけていて、そのときだけ90年代半ばに私が当時聞いていたニッポン放送が戻ってきたかのような感じで、懐かしく放送を聞くことができました。
ということで、今回はそんな井手功ニさんがかつてやっていたバンド、チャーミースマイル&グリーンヘッド(通称チャミグリ)の楽曲紹介です。
手持ちのCDで持っていた一枚です。

今でこそ井手コウジ名義で、ジャニーズや私立恵比寿中学への楽曲提供などソングライターとして活躍していますが、この頃は自身でバンドを組んで音楽活動も行っていました。
チャミグリの「僕たちの旅」は卒業シーズンに聞きたい名曲です。

今日紹介するのは、煮えきれない思いを抱えながらも自分だけの道を突き進んでいくという、いい意味で青臭さ全開の青春ソングとなっています。
私自身も煮えきれないというか、ウジウジとした学生時代を過ごしていたので、歌詞の登場人物の気持ちがよく分かるというか共感することばかりですが、たった数年しかない学生時代はもう戻ってはこないんだよね。
もっと愉しめばよかったなんて思ってもどうにもならない、だからオリジナルな道を選んでいくしかないのかもしれないですね。


VIDL-30210 1998/04/22発売
1.プレッピースクールボーイ
作詞・作曲:井手功ニ、編曲:チャーミースマイル&グリーンヘッド、米光亮
2.イライラするよ
作詞・作曲:井手功ニ、編曲:チャーミースマイル&グリーンヘッド、米光亮

VIDL-30210.jpgVIDL-30210裏.jpg
posted by アネモネ at 00:19| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月25日

KIDA-154 映画「スレイヤーズぐれえと」主題歌 Reflection/林原めぐみ #8cmCD

「なぜわからんのだ!」『スレイヤーズ』が原因で王族と摑み合いの喧嘩に…アラブ世界で受容される“日本文化”の実情(文春オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c1a654db3b5602d70e5057c84f257be7140ccba

今朝流れてきたインターネットニュース。
記事の内容は、中東で最も有名な日本人といわれている鷹鳥屋明さんが、中東で出会った人と繰り広げた体験を取りまとめた「私はアラブの王様たちとどのように付き合っているのか? 」(星海社新書)からの引用で、その中でもアニメをめぐる話題を抜粋したものになっていました。
スレイヤーズのくだりは、この方が交渉に訪れた現地のテレビ局の経営者でもある王族と、日本のアニメについて数時間語っていた時に、スレイヤーズの「NEXT」と「TRY」のどちらがいい作品かという議論が白熱した末での出来事だったようです。

この議論の結果については記事中では触れられていませんでしたが、こうして本のネタになっている丸く収まったということなのでしょう。

スレイヤーズの良さは世界にも広がっていることを実感できるエピソードですね。

そんな今日紹介するCDはスレイヤーズの楽曲の中で、NEXTでもTRYでもなく、1997年に劇場公開された「スレイヤーズぐれえと」の主題歌CDです。

歌っているのはもちろん林原めぐみさんです。

実はこの年の7月22日(映画の公開されたタイミング)に徹子の部屋に出演し、この曲についても話をしていたことを覚えています。
主題歌の「Reflection」のタイトルについて、反射というよりは「熟考する」という意味合いで、自分と他者を照らし合わせて考えるということでつけたというような事を話していました。
それがサビの歌詞である「自分の中にある本当の答えと向かい合えたら 少しずつ変わっていくこれからの私」というのにも反映されているのかなと思います。

本当にやりたいこと、本当に思っていることを口に出し実行しようとしても、世間体や今の立場を考えるとなかなかできないことも多いものです。
答えは分かっていてもそれを選べない、そんな風に生きていくのが現実でもあるのですが、そんな中で自分の本心と自問自答し、少しずつでも動いていくことで世界は広がっていくのでしょう。
そんな風に後押しをしてくれるのがその歌詞ではないのかなと思うところです。

たしかにリナ・インバースは常に自分の本心と真摯に向き合っているからこそ伸び伸びと活躍できているのでしょうね。

KIDA-154 1997/07/02発売
1.Reflection
作詞:MEGUMI、作曲:佐藤秀俊、編曲:添田啓ニ
2.GLORIA~君に届けたい~
作詞:有森聡美、作曲:松永和彦、編曲:岩本正樹
3.Reflection(オリジナル・カラオケ)
4.GLORIA~君に届けたい~(オリジナル・カラオケ)

KIDA-154.jpgKIDA-154裏.jpg
posted by アネモネ at 23:35| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月24日

双子のパンダ出産、I've20周年、沖縄慰霊の日

今日はいろいろな出来事があった日でした。

まず、上野動物園で飼育されているシンシンが双子を出産したニュース。
シャンシャン以来4年ぶりのパンダ誕生。
去年から開園休業状態ではありましたが、飼育されている動物たちは粛々と生命の営みを続けていたってことですね。
コロナ禍なんて言うけど結局、騒いでるのはヒトだけなので、他の動物はそれを面白おかしく見ていたのかもしれない…。
と冗談はさておいて、公開される時がきたら足を運んでみたいと思うところです。

そして今日はI'veが20周年というのを、主宰している高瀬一矢さんがツイートしていましたが、
あれ?2000年以前から曲出してるよね?思って調べてみたら、1999年に「吐溜 -TRASH-」の主題歌であるFUCK ME/美しく生きたいがリリースされていました。
また、以前このブログでも紹介した、「同心~三姉妹のエチュード~」の主題歌であるTake on your will/RIDEは2000年4月21日です。
同心~三姉妹のエチュード~Special CD
 https://ane-memi.blog.ss-blog.jp/2019-02-05
どういう基準で20周年なのか謎は深まるところですが、代表が20周年と言えば20周年ということということなのでしょう。とはいえ20年も第一線を走り続けるバイタリティは本当にすごいよなぁ…。

忘れてはいけないのは、今日は沖縄慰霊の日です。
インターネット放送でこの話題を今日見聞きしましたが、7割の人がこの日が沖縄慰霊の日というのを知らないのだそうです。かくいう私もつい最近知ったのであまり人の事は言えないのですが……。
沖縄では休日になるくらいの日のようですが、こちらではあまりニュースになることもなくどこか遠くの世界の出来事であるかのような雰囲気は感じますね。
壮絶な地上戦が行われ20万人以上の県民が死亡しましたが、今もまだガマと呼ばれる壕には、もはや誰のものとも分からない死者の遺骨が放置されていたり、アメリカの占領時代からの名残で、国内の米軍基地の大半が沖縄に集中しています。
そういう特殊な事情を抱えているところですが、沖縄をめぐる状況は今も大きくは改善されていない状況であるどころか、ネットの声では冷淡なものもあったりします。
歴史を踏まえた上でこういう発言をしているのかは分かりませんが、そうであったらあまりにも想像力が足りていないのではないのかと思います。
この問題に限らず、今困難な状況に陥っている物事に対して、なぜそうなってしまっているのか、誰がそういう状況にさせてしまっているのか考えることは大切ですよね。

いろいろな事を思っていたら日付が変わってしまいましたね。6月23日の話。
posted by アネモネ at 00:17| Comment(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする