2024年08月31日

ESDB-3376 矢野顕子/CHILDREN IN THE SUMMER #8cmCD

あれよあれよという間に8月も今日で終わり。

ということは夏も終わりではありますが、ここ1週間は動きが遅く、迷走している台風に振り回されているような状態が続いていて、どうにも締まらない感じがします。
特に社会人になってからは長い夏休みもなく、えてして季節感も得られにくい生活をしているだけに、子供の頃の夏休みを綴った、矢野顕子のCHILDREN IN THE SUMMERを聴くたびに、幼き頃の長い夏をふと思い起こされます。
この曲の終わりの、「泣きながら夏を止める」という歌詞。
楽しかった夏を、自分の手で泣きながら終わらせるという発想は糸井重里ならではの言葉遣いの妙をまざまざと見せつけられますね。
暑かろうが、明日からは秋。

私は夏をどう止めようか……。

ESDB-3376 1993/05/01発売
発売元・販売元:ソニー・ミュージックエンタテインメント
レーベル:エピックソニーレコード
1.CHILDREN IN THE SUMMER
作詞:糸井重里、作曲・編曲:矢野顕子
2.CALLING YOU
作詞・作曲・編曲:矢野顕子

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posted by アネモネ at 22:35| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月28日

KIDA-7606 上田祐司/女々しい野郎どもの詩 #8cmCD

ときめきメモリアル~forever with you~ エモーショナル 公式サイト
「ときめきメモリアル」がリマスター作品となってNintendo Switch[トレードマーク]に登場!
?https://www.konami.com/games/tokimeki/1r/

2025年にときめきメモリアルのリメイクがリリースされるというニュースが発表され、公式サイトも公開となりました。
キャラデザが現在のものにブラッシュアップされていたり、2から実装された、主人公の名前をヒロインたちが読んでくれるシステムが採用されていたりと、没入感が更に高まっているようです。
ドラクエ3のHD-2D版を遊ぶためにそろそろSwitchを購入する予定なので、こちらも買ってみようかなとも思うところです。
そしてグラフィックはリメイクされますが、主題歌、とりわけ今日紹介する曲も再レコーディングされるのかそちらも併せて気になります。
バッドエンディングの時に流れる「女々しい野郎どもの詩」です。
歌っているのは、主人公の友人役で、作中ではヒロインたちの現在の好感度を教えてくれるナビゲーターでもある佐久間良雄を演じている上田祐司(うえだゆうじ)です。
後悔アンド後悔のまさしく女々しさ全開の歌詞は、共感性羞恥を掻き立てるのに十分で、今聞いてもゾワゾワした気分にさせてくれます。
カップリングの「君への100センチメートル」は、想いを寄せていても一歩が踏み出せないもどかしさを、上田祐司本人が歌詞を手掛け、こちらは初々しさが満ち満ちている曲です。
とはいえこのままでいたら1曲目の事態に陥ってしまうというのがまたうまくいかなさなのかなと思いますね。
私も耳が痛いわ。

KIDA-7606 1996/03/23発売
発売元:コナミ(コナミレーベル)、販売元:キングレコード


1.女々しい野郎どもの詩
作詞:IGA、作曲・編曲:めたるゆーき
2.君への100センチメートル
作詞:上田祐司、作曲:地獄車中村、編曲:三原善隆
3.女々しい野郎どもの詩(オリジナル・カラオケ)
4.君への100センチメートル(オリジナル・カラオケ)

KIDA-7606.jpgKIDA-7606裏.jpg
posted by アネモネ at 23:01| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月23日

HBDL-2043 遅れて来た勇者たち/野澤恵 #8cmCD

高校野球にはさして興味はない、というか、むしろなくすべきだとすら思っているくらいではあるのですが、今日はその決勝戦だったようで、東東京代表の関東第一高校と京都代表の京都国際高校の対決という、優勝すればどちらも初優勝で、しかも東西の都の決戦の好カードでした。
結果は京都代表の京都国際高校が延長線を制して優勝となり、元東東京地域(足立区)在住の人間としては多少の悔しさもありますが、今回ばかりは京都国際高校おめでとうございますと殊更に声を上げていきたいところです。

京都国際高校は、1947年に設立した京都朝鮮学校が前身の民族学校であり、2004年度より学校教育法の第一条に基づく「一条校」として、一般の学校として認可されました。
その由来もあってか校歌が朝鮮語となっており、それによってTwitterに数多いる(むしろ多数派にも思えてくる)レイシストの標的になってしまい、試合が始まる前からヘイトスピーチの嵐で、TLを見るのもうんざりするくらいでした。
それだけに、レイシズムに打ち勝って優勝したことは、母校でもなんでもなく、縁もゆかりもない学校ではありますが安堵するような気持ちになりました。
改めて祝意を述べると共に、ヘイトスピーチには事あるごとに徹底的にノーを突きつけていくことが、社会を真っ当にするためにも必要なことだし、ヘイトスピーチを野放しにするプラットフォームや、罰則のあるヘイトスピーチ禁止の法律整備を進めない国にも問題の一翼はあるのではないかと思うところです。

甲子園Vの京都国際高校への差別投稿、京都府知事が削除要請 韓国語校歌などに中傷相次ぐ | 京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1318722


ということで、今日は高校野球を題材にしたアニメ「緑山高校 甲子園編」のエンディングテーマのCD紹介です。
このアニメは、桑沢篤夫原作で週刊ヤングジャンプで連載されていた同名タイトルのマンガが原作で、映画とOVAがリリースされました。
そのどちらのエンディングとして起用されたのが「遅れて来た勇者たち」です。
歌っているのは野澤恵です。後にaya、野澤あや名義としても、はいぱーぽりすや、宇宙海賊ミトの大冒険のオープニングテーマを担当しました。
パワフルなハスキーボイスで、聞いていて元気になれるようなエネルギッシュさが魅力的な歌手です。
ホームページを見ると現在はちょっと陰謀論者寄りになってしまっていますが、活動は続けているようです。

HBDL-2043 1990/06/27発売
発売元:ハミングバード、販売元:パイオニアLDC

1.遅れて来た勇者たち
作詞:野澤恵・枯堂夏子、作曲:前田克樹、編曲:根岸貴幸
2.BIG FIGHTER
作詞:野澤恵・枯堂夏子、作曲:吉富博明、編曲:根岸貴幸
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posted by アネモネ at 23:15| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする