2025年01月31日

KIDS-7608 大切に思えるものが一緒ならいいよね/國府田マリ子 #8cmCD

今突然に言うことでもないけど、とりわけ何が好きかということで共通点があると人は打ち解けやすくなるし、その後付き合うことになっても関係が長続きするものです。
人によっては何が嫌いかが共通している方がいいという話もありますが、いずれにしても、共通項があるということは人同士を結びつけるパイプということなのでしょう。
そんなタイトルの曲が國府田マリ子のシングル「大切に思えるものが一緒ならいいよね」です。
シングルでは最も長いタイトルで、10枚目のシングルになります。
ちなみに歌詞では、「大切に思えるものが ふたり近ければいいよね」と少しだけトーンダウンしています。
「ふたり一緒ならいいよね」でも普通に歌えるので、もしかしたら歌詞も最初はそうだったのかもしれません。
とはいえ、一緒であればそれに越したことはないけど、最初からそれに固執してしまうと、少しの違いが大きな違和感に繋がり、最終的に関係が破綻してしまうことにも繋がりかねない。
ある意味関係に縛られてしまうものになってしまう強い言葉でもありますね。
それを踏まえたかどうかは分からないけど、「近ければいいよね」に変えたことで、必ずしも一致していないけど、少しつづ関係を築く歌詞のストーリーに余白が生まれているようなそんな気がします。
言葉の使い方、日々考えることばかり。
KIDS-7608 1998/10/23発売
発売元:コナミ、販売元:キングレコード
レーベル:コナミレーベル
1.大切に思えるものが一緒ならいいよね
作詞:國府田マリ子、作曲:ながつきまろん、編曲:亀田誠治
2.がんばれ!ローニン
作詞:國府田マリ子、作曲:井上うに、編曲:亀田誠治
3.大切に思えるものが一緒ならいいよね(オリジナル・カラオケ)
4.がんばれ!ローニン!(オリジナル・カラオケ)
KIDS-7608.jpgKIDS-7608裏.jpg

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2025年01月28日

VIDL-30456 テレビ東京アニメーション 無限のリヴァイアス 主題歌シングル/有坂美香 #8cmCD

今日紹介するCDは、テレビ東京で1999年~2000年に放送されていたテレビアニメ「無限のリヴァイアス」の主題歌が収録されたCDです。
この作品は、航宙士養成所で訓練を受けていた少年少女が、異常現象によりそこに取り残されてしまい、そこにあった宇宙船リヴァイアスに乗って脱出、その後漂流することになり、敵の攻撃や人間関係の形成とその崩壊により追い詰められていくという困難に立ち向かう群像劇です。
大人の人間が不在の空間における、登場人物の生々しい人間模様は夕方のアニメとは思えないような重々しい展開でしたね。
その主題歌はオープニング、エンディングともに、シンガーの有坂美香が歌っています。
このCDが本人名義でのデビューシングルで、ソウルフルな歌声はアニソンの枠を超えた壮大なものになっていると思います。
並行してコンサートのコーラス参加やゴスペルやジャズシンガーとしても活動を続けており、Jazztronikのメインボーカルとしても活動しています。
アニソンとしては、十二国記のエンディングテーマ「月迷風影(余談だけどカラオケでよく歌う曲)」や、ガンダムSEEDのエンディングテーマ「Life Goes On」なども歌っていますね。
オープニングテーマの「dis-」、エンディングテーマの「夢を過ぎても」も、曲調こそ異なりますが、作中の、閉塞感とそれに続く絶望感の中でも、少しでも希望を見出すためもがいている姿を歌詞にして力強く歌っている楽曲です。
エンディングの「夢を過ぎても」のサビの歌詞が、テレビ版とオリジナル版では異なっています。
テレビ版の方はオリジナルよりも作品により寄せた(しかも悲劇的な方へ)歌詞になっているように感じますね。

VIDL-30456 1999/10/21発売
発売元・販売元:ビクターエンタテインメント
1.dis-(TV Version)
作詞:岩里祐穂、作曲:M Rie、編曲:M.I.D.
2.夢を過ぎても(TV Version)
作詞:北川恵子、作曲・編曲:服部克久
3.dis-(CLUB MIX Version)
4.夢を過ぎても
VIDL-30456.jpgVIDL-30456裏.jpg
posted by アネモネ at 21:46| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月26日

PCDG-00078 なまでこ/コニーちゃん #8cmCD

今日紹介するCDは、ポンキッキーズの「ゴーゴーコニーちゃん」のキャラクター、コニーちゃんのキャラソンです。
ポンキッキーズが放送されていたフジテレビは今、中居正広のセックススキャンダルに主体的に加担していた疑惑が持たれ、取り沙汰された社員は雲隠れし、経緯を説明するための会見は、おおよそメディアのやるものとは思えないようなクローズドさと散々な有様で、明日の会見もまた同じように荒れに荒れるのでしょう。
今でこそフジテレビを日常的に観るのは日曜の朝(チャギントン、早く起きた朝は、ボクらの時代)くらいですが、90年代まではフジテレビを観て育ったと言ってもいいくらいにはテレビっ子だっただけに、こんなことになるのは本当に残念ですね。
とはいえ、責任を取るべき立場が責任を取らずにいつの間にか有耶無耶にしてしまうモラルハザード社会の今となっては、廃業まではいかずとも、経営陣総入れ替え、事の発端ともなったバラエティ部門の廃止といった、筋を通すことをした方が、まともな社会につながっていくのではないかとも思います。
80年代に「楽しくなければテレビじゃない」という軽薄路線に移る前のフジテレビは「母と子のフジテレビ」というポリシーで番組が作られ、国産初のテレビアニメ「鉄腕アトム」や初代のジャングル大帝」が放送、「ポンキッキーズ」の前身番組となった「ひらけ!ポンキッキ」や「ママとあそぼ!ピンポンパン」と、アニメや子供向け番組にも力を入れていました。
もはや「楽しくなければテレビじゃない」とも言っていられない状況の中、もう一度「母と子のフジテレビ」の信念に立ち返って、何でも茶化して嗤うようなやり方を改め、立ち直っていってほしいと願うばかりです。
さて、話が大きくそれましたが、このCDはコニーちゃんがリリースした2枚あるCDシングルの内の最初の一枚になります。
(ちなみに2枚目の「バブルバスガール」も、このブログでも記事にしています。 
PCDA-00982 バブルバスガール/コニーちゃん #8cmCD https://ane-memi.seesaa.net/article/2019-11-26.html
サビの歌詞は「まひまひ うひうひ なまでこ なまでこ」という謎のフレーズを繰り返し、口ずさみたくなる語感と相まってなかなか中毒性の高いものになっています。
コニーちゃんの声はラジオパーソナリティでもあるクリス智子で、この楽曲の作詞と、コニーちゃんが出ていたコーナー「ゴーゴーコニーちゃん」の脚本は、くまモンの仕掛け人でもある小山薫堂が手掛けています。
時々この二人でJ-WAVEの祝日に放送されているホリデースペシャルでタッグを組んでナビゲーターをやっているのですが、こういうつながりがきっかけだったのでしょうかね。
PCDG-00078 1995/11/01発売
発売元・販売元:ポニーキャニオン
1.なまでこ
作詞:小山薫堂、作曲・編曲:桜井秀俊
2.なまでこ(Super Instrumental Version)
3.なまでこ(オリジナル・カラオケ)
PCDG-00078.jpgPCDG-00078裏.jpg
posted by アネモネ at 20:09| Comment(0) | CD紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする