https://www.famitsu.com/article/202502/34985
1999年にプレイステーションでリリースされたTo Heartが四半世紀以上の時を経て、3DCGでフルリメイクされたバージョンが今年の6月26日に、ニンテンドースイッチとSteamにで発売が決定され、アマゾンなどの通販サイトやリリース元のアクアプラスの通販ページにて予約がはじまりました。
元々は1997年にLeafのビジュアルノベルシリーズの第2弾としてリリースされたR-18のPCゲームですが、このリメイクはそちらではなく、1999年にリリースされたものとなります。
今となっては実機でプレイするのもなかなか難しくなったソフトがこうしてまた遊べるようになるのは、当時を知っている人間としては嬉しく思うところです。
声優陣はリメイクに際して総入れ替えとなりましたが、それだけでなく当時のキャストのボイスも収録されており切り替えて楽しめるとのことで、全体的に柔らかなタッチになったキャラクターデザインで喋りかけてくるのもまたたまらないですね。
通常版とプレミアムエディションの2パターンがリリースされますが、プレミアムエディションには、1999年にUHF帯で放送されたテレビアニメ版の全話のデジタルリマスター版のBDが収録されるとのことで、むしろそれ目当てで買いたい逸品でもありますね。
このアニメは今は配信でも観られず、当時リリースされたパッケージ版でしか楽しめないものがゲームソフトの特典とはいえ再販される形になったのはありがたいことです。
https://store.aquaplus.jp/SHOP/HI-AQA-271.html
↑予約ページ
当時私が住んでいた都内の団地ではVHFアンテナしか設置されておらず、UHFアニメを観るためには別途室内アンテナを繋ぎ変えないといけなくて、今となっては信じられない話ではありますが当時はまだMXでアニメがほとんど放送されていなかった時代なので、千葉テレビやテレビ埼玉の方向にアンテナを向け、画質も悪い中でなんとか録画していたものでした。
ということで、今日紹介するのはそのテレビアニメ版、そしてプレイステーション版のオープニングテーマとゲーム版のエンディングテーマが収録されたCDです。
歌っているのは中司雅美です。大阪府豊中市のシンガーソングライターで、この曲の他にも「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」のエンディングテーマ「わたしのつばさ」など、アニソンも何曲か手掛けています。
ソフトで耳あたりのいい歌声はTo Heartの爽やかな世界観とも本当にマッチしていて、初めてこの曲をアニメで聞いたときは聴いてるこっちが気恥ずかしくなるような感覚を抱いたものです。
エンディングテーマ「それぞれの未来へ」はアニメでは流れなかったのですが、CDで聞くと学校生活を振り返るある意味卒業ソングになっていて、今の時期になると改めて聞き返したくなる曲です。
ちなみにリメイク版では中司雅美ではなく、YURiKAが歌唱を担当しています。こちらもはやく聴き比べたいですね。
KIDA-5502 1999/04/02発売
発売元:F.I.X.RECORDS、販売元:キングレコード
1.Feeling Heart
作詞:須谷尚子、作曲:下川直哉、編曲:下川直哉、松岡純也
2.それぞれの未来へ
作詞:須谷尚子、作曲:中上和英、編曲:松岡純也
3.Feeling Heart(オリジナル・カラオケ)
4.それぞれの未来へ(オリジナル・カラオケ)



キャラクター(神岸あかり)のイラストが描かれたジャケットは別添のものです。