今日群馬県伊勢崎市で、日本の最高気温記録となる41.8℃と記録し、先週7月30日に兵庫県の柏原(丹波市柏原町)で記録した41.2℃を一気に0.6℃上回る暑さとなりました。
また、関東地方の14地点で40℃を超え、群馬だけでなく埼玉や東京でも40℃超えの地点を観測するなど、文字通りの灼熱地獄な一日となりました。
今私が住んでいる茨城の西部でも今日は最高気温が39.0℃となり、もちろん今年の最高気温を更新しました。
冬は底冷え、夏は酷暑という内陸の地の生活はなかなかに辛いものがあります。
この内陸の酷暑の原因の一つとも言われているのが、東京の湾岸地域に林立する高層建築物によって東京湾の海風が遮られ、都市部におけるヒートアイランド現象が加速するというもの。
所謂「風の道」が塞がっている状態。
都市空間の熱環境評価・対策技術の開発(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/tec/gijutu/kaihatu/pdf/04.pdf
国土交通省などが平成16~18年度にかけて「都市空間の熱環境評価・対策技術の開発」と題した東京都心の各地の温度や風速などの調査によって、海風が湾岸部の高層建築物に遮られていることで、海からの風の流入が抑えられていることが明らかになりました。
この調査の知見を活かした環境評価ツールが国土交通省から公開され、その後の都市開発はそれに基づいて風の道に着目した開発が行われてはいるものの、それ以前に完成した汐留付近においてはそれらの考え方が取られていないのか、海を見事に塞ぐ要塞のような町並みになっています。
風の道確保等に関するガイドライン - 東京都都市整備局
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/toshiseibi/pdf_seisaku_guideline2020_pdf_siryo_07
もちろん汐留のビル群だけが原因ではなく、都市全体の地表面がアスファルトやコンクリートといった熱を蓄えやすい素材で覆われていること、エアコンや車の排熱など、人為によるものが複雑に関連して起こってはいるのですが、自然の風を活かして気温の上昇を抑制することは、これからも生活し続けるためには必須のものになっています。
結局のところ、自然の力を用いることなしには人間の生活も立ち行かないということに立ち返るという意識の転換も大切かもしれませんね。
それにしても今日は暑かった…
2025年08月05日
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